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環境ニュース[海外]

イギリス ガソリンスタンドからのガス排出を85%までカット

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.11.07 【情報源】イギリス/2006.10.23 発表

 ガソリンスタンドでガソリンを注入する際に大気中へ洩れるガス(揮発性有機化合物VOC)を、収集して再利用する大気質規制が10月から施行される。
 VOCは、地上レベルオゾンと相まって夏のスモッグを形成し、人体、農作物、建造物などに悪影響を与え、また、浮遊粒子状物質の形成にも寄与する。
 今回施行された新たな「ガソリン揮発性ガスリカバリー第2ステージ規制(PVR II)」では、年間のガソリン販売量が350万リットルを超えるガソリンスタンドに対して、2010年1月までに、揮発性ガスを回収してリサイクルできる設備を設置するよう義務付ける。この装置により、約85%の揮発性ガス(年間1万6千トン相当)の再利用が可能となる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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