一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州議会 汚染排出量に応じた自動車税制への変革を支持
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.09.14 【情報源】EU/2006.09.05 発表
欧州議会は、9月5日、乗用車に対する自動車登録税を廃止する計画を支持した。同議会は、自動車登録税に代え、自動車から排出される汚染の量に応じて課税するよう提案するリース・ヨルゲンセン議員の報告書を賛成多数で採択(賛成385票、反対139票、棄権109票)した。
なお、欧州委員会は、自動車登録税を段階的に廃止し、自動車からのCO2排出量に応じた税制とする指令案を提出していた。これについて、欧州議会は、CO2に加え、燃料効率や他の汚染排出量も考慮して税率を定めるよう求めた。また、欧州議会は、自動車税制の改革に当たって、税収中立を保つべきだとしている。【欧州議会】