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環境ニュース[海外]

ドイツ 廃棄物処理業界における環境への影響と雇用創出の現状をまとめたパンフットを作成

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.09.13 【情報源】ドイツ/2006.09.01 発表

 ドイツ連邦環境省は、9月1日、パンフレット「ドイツにおける廃棄物処理」を発行した。
 このパンフレットでは、ドイツの廃棄物処理業界の原料やエネルギーの効率的な利用の状況、気候変動対策、雇用創出への貢献の状況について、分析・解説が行われている。
 現在、ドイツでは、全ての廃棄物の56%が、マテリアル・リサイクルやエネルギー回収の対象となっている。これにより、温室効果ガスの排出量を年間3000万トン抑制しているが、これは京都議定書においてドイツが達成しなければならない温室効果ガス削減量の約12%にあたる。
 金属スクラップや古ガラス、古紙、軽量包装材を物質としてリサイクルするだけでも、多くのエネルギーが節約でき、削減されたエネルギー量は、人口44万人の都市が1年間で使用するエネルギー量に相当するという。これらの物質のリサイクル率は、過去15年で、47%から81%に上昇している。
 また、廃棄物処理業界では、現在25万人の人々が雇用されており、国内の雇用創出に貢献しているという。【ドイツ連邦環境省】

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