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環境ニュース[海外]

フランス クリーン石炭技術に関する報告書を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2006.09.01 【情報源】フランス/2006.08.23 発表

 フランスでクリーン石炭技術に関する報告書「クリーン石炭:神話か、現実か?」が公表された。
 この報告書は、持続可能な開発省庁間委員会が2005年に設置した、石炭に関する検討会の成果物である。同検討会には、フランスの企業、コンサルタント行政機関、研究機関、国際NGOが参加した。
 報告書は、石炭の及ぼす影響について、簡単なシュミレーションをいくつか提示。そして、石炭への依存は、CO2回収・貯蔵システム(「完全なクリーン石炭火力発電所」)無しでは、温室効果ガス対策と両立できないという結論を示している。また、欧州は、アメリカ、中国、カナダ、オーストラリアと平行して、技術開発に取り組んでいく必要があるとしている。報告書では、企業の取組みについても触れている。
 なお、フランスでは、10年以上前から、CO2の回収・貯蔵について検討を行っている。この検討チームには、公共機関としてIFP、ADEME、BRGM、フランスガス、フランス電力、民間からはALSTOM、TOTAL、エアー・リキッド、SUEZ、Schlumberger などが参加している。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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