ドイツ内閣　再生可能エネルギー法改正案を承認　再生可能エネルギーからの発電に伴う企業の費用負担をさらに軽減

　ドイツ内閣は、6月14日、再生可能エネルギー改正法案を承認した。
　同法案は、約330社の電力集約型企業と鉄道事業者に対し、再生可能エネルギーからの発電に伴う費用の負担を、これまでより大幅に軽減するもの。免除額は、これまでより1億ユーロ多い、年間約4億ユーロとなる。同時に、電力供給事業者が企業や電力消費者に請求する金額が、現在よりも高くならないよう配慮している。
　さらに、法案は、再生可能エネルギーからの発電に伴う消費者の費用負担を電力供給事業者が上げないよう監視する権限を連邦ネットワーク庁に与えることを定めている。【ドイツ連邦環境省】