一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ サッカー・ワールドカップに合わせ ベルリンで水素燃料バスが誕生
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.06.07 【情報源】ドイツ/2006.06.01 発表
欧州委員会によって支援されている水素燃料プロジェクト「HyFLEET:CUTE」の一環として、6月1日、ベルリン交通会社(BVG)に対し、2台の水素燃料バスが譲渡された。秋までに14台の水素燃料バスが運行する予定である。6月9日に開幕するサッカー・ワールドカップでは、環境コンセプト「グリーンゴール」が掲げられており、スタジアムへの移動に当たって、公共交通の利用率を倍増させ、CO2排出量を20%削減することが目標に掲げられている。
今回の水素燃料バスの運行は、ワールドカップ開催時、ベルリンの公共交通のシンボル的な存在になると期待されている。【ドイツ連邦環境省】