一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA ブラウンフィールド職業訓練への追加補助を発表
【水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2001.09.13 【情報源】アメリカ/2001.08.31 発表
EPAは、ブラウンフィールドにおける職業訓練について追加補助を交付する5団体を公表した。これは、ブラウンフィールド職業訓練・開発実証パイロット事業(Brownfield Job Training and Development Demonstration Pilot)に基づくもので、今回は総額350,000ドル(4200万円)が支給される。事業の目的は、有害物質によって汚染されているブラウンフィールドを浄化するとともに、汚染物質の管理・除去技術を住民に伝え、環境分野での職業訓練を行うことにある。今回選ばれたのは、マサチューセッツ州ボストンの団体「若者に仕事を」(Jobs for Youth)、カリフォルニア州オークランドのオークランド私企業協議会など。
EPAのブラウンフィールド・プログラムは、1993年以来、アセスメント、浄化のための融資基金、職業訓練補助として、2億ドル(240億円)以上の資金を提供してきた。これは、32億ドルに及ぶ公的・私的投資の呼び水となり、浄化・再開発に関する雇用を14,000件も生み出してきた。【EPA】