EPA 中国における風力発電開発を支援するためのツールを公表

　EPAの「風力技術パートナーシップ」は、中国・河北省におけるエネルギー計画担当者および風力開発担当者を支援するため、新しいツールを公表した。
　この「地理空間ツールキット」は、河北省における風力資源の位置と、主要送電線や保護地域、アクセスルートからの距離を特定するものである。同省は、風力の潜在的可能性が高いこと、および主要な送電線や都市に近いことから、中国における風力発電開発の重点地域とされている。
　中国において、風力は、再生可能エネルギーの中で最も成長しているものであり、中国政府は、風力発電能力を、2005年の約1ギガワットから、2020年には30ギガワットに増加させることを計画している。
　今回の「風力技術パートナーシップ」は、EPA、連邦エネルギー省および中国政府による、中国での系統連携型風力発電の増加を図る取り組みである。【ＥＰＡ】