一般財団法人環境イノベーション情報機構
自動車向けエネルギー・ラベルをデモンストレーション
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2006.01.27 【情報源】フランス/2006.01.06 発表
フランスのオラン エコロジー・持続可能な開発大臣は、1月6日、気候計画に盛り込まれていた自動車のエネルギー・ラベルについて、自動車メーカー2社(PSAとルノー)とデモンストレーションを行った。このラベルは、AからGまであり、クリーンかつ経済的な車両の購入を国民に勧めるものである。ラベルは、気候変動につながるCO2の排出量について、車両購入者に情報を伝える。このラベルは、家電製品にすでに適用されているものに類似している。
このラベルは、2005年11月10日付け官報に掲載された省令(アレテ)により、2006年5月10日から、新車に対して義務化される。ただし、PSAとルノーは、直ちに販売拠点での実施を決定した。
なお、住宅販売に当たって義務付けられる、エネルギーパフォーマンス診断の一環として、2006年7月1日からは、住宅にもエネルギー・ラベルが義務付けられる。このラベルは、今後、エネルギー消費に関連するすべての商品に拡大される。【フランス エコロジー・持続可能な開発】