プレジャーボートと環境に関するシンポジウム開催

【水･土壌環境 その他(水･土壌環境)】 【掲載日】2005.12.22 【情報源】フランス／2005.12.05 発表

　フランスのオラン　エコロジー・持続可能な開発大臣は、12月5日、パリの国際航海見本市が主催した「レジャーと環境」フォーラムの閉会に立ち会った。
　同大臣は、見本市を視察後、フォーラムに参加し、参加者による議論の総括を聞いた。その後、フォーラムの閉会に当たって、係留地のすべての船舶を対象に、プレジャーボートに海水汚染防止装置の導入を義務付ける係留地デクレ（政令）が今後、発表されることを明らかにした。また、2006年夏に予定している、ゴミに関する一大キャンペーンについて紹介した。
　フォーラムで同大臣は、海洋工業連合に代わり、ヴァンヌのT3E社にバトー・ブルー賞を授与した。この賞は、プレジャーボートの排水処理システムとして、今年、最も優れたものを表彰するもので、2万ユーロ（270万円）の賞金が与えられる。T3E社は、革新的なゼロエミッションシステムを提案していた。【フランス　エコロジー・持続可能な開発省】