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環境ニュース[海外]

EPA 2005年度のスーパーファンド・プログラムの進捗状況を公表

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2005.12.08 【情報源】アメリカ/2005.11.22 発表

 EPAは11月22日、2005年度(9月30日まで)のスーパーファンド・プログラムの達成状況を公表した。
 これによると、2005年度には40のサイトで浄化措置が完了し、これにより、全国優先順位一覧表(NPL)に掲載された優先サイトの62%にあたる966のサイトで浄化が完了した。昨年、EPAは422のサイトで665件の浄化事業を実施した(EPA主導のもの、潜在的責任当事者主導のもの、および連邦施設サイトにおけるものを含む)。また、EPAは、全国で17件の新規事業に資金を提供した。NPLに新たに掲載されたのは18件で、さらに12件の追加が提案されている。
 スーパーファンド・プログラムが年月を重ねるにつれ、浄化事業を実施中の、あるいは間もなく実施するサイトの規模、複雑性および費用は拡大しつづけている。2005年度においては、実施中の長期的な浄化作業に関する費用の50%が、11カ所のサイトに充てられた。それでもなお、EPAは、全国で17件の浄化措置を開始するため、7000万ドル(77億円)を提供することができた。
 EPAは、汚染者負担原則に対する公約に基づき、私人から11億ドル(1210億円)以上の費用を回収する誓約を取り付けている。このうち、8億5700万ドル(約943億円)以上は、潜在的責任当事者が今後の対応措置の実施に合意した分であり、また2億4800万ドル(約273億円)は、過去の費用のEPAへの償還分である。【EPA】

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