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環境ニュース[海外]

EPA グリーン・エネルギー導入のためのボランタリー・プログラム創設

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2001.08.09 【情報源】アメリカ/2001.07.30 発表

 7月30日、EPAは、新しい自主的プログラム、グリーン・エネルギー・パートナーシップ・プログラムを公表。グリーン・エネルギー・パートナーシップ・プログラムとは、従来型の発電に由来する環境・健康リスクを削減する代替エネルギー市場を活気づけることを目指す、新しいボランタリー・プログラムである。同プログラムは、ブッシュ大統領が5月に公表した「連邦エネルギー政策報告書」に従ったもの。
 具体的には、プログラムの参加者は、来年中に、自らの電力需要の一部をグリーン・エネルギーに転換することを宣言しなければならない。グリーン・エネルギーとは、太陽、風、水力、地熱、バイオマス(有機物質の燃焼)、そしてバイオガス(自然に生成されたメタンの燃焼)などの再生可能エネルギー発生源によって生成された電力を指す。プログラムの参加者に対し、EPAは、技術的支援および公の承認を与える。
 同プログラムには、フォード・モーター社、シカゴ市、カーネギー・メロン大学など、500の企業、都市、大学などが参加する。創設パートナーは、来年、28万メガワット時以上のグリーン・エネルギーを購入することを約束した。これが達成されれば、主要な温室効果ガスであるCO2を20万トン削減することにつながる。【EPA】

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