国連持続可能な開発のための教育の10年の公式プロジェクト

【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2005.10.20 【情報源】ドイツ／2005.10.03 発表

　ドイツ連邦環境省の教育サービスが、UNESCOの主催する「国連持続可能な開発のための教育の10年」の公式プロジェクトに認定された。国レベルの環境省では、連邦環境省が初めて、そして唯一認定されている。
　連邦環境省の教育サービスは、教師や関心を持つ人々に対し、環境や自然をより理解し、教育の中で使用するための教材を多数用意している。これまで、再生可能エネルギー、気候変動、環境保護、健康に関する教材を開発してきており、水、生物多様性、土地利用に関する教材は、現在開発中である。これらの教材は、国連が設ける持続可能な開発のための教育の基準を満たしたものである。
　ヨハネスブルク・サミットにおいて、2005年から2014年は、「持続可能な開発のための教育の10年」とすることが決定された。この目的は、持続可能な開発に関する見解を、教育を通じて人々に伝えることである。ドイツ政府もUNESCOの活動を支持している。これまで国内では多数のプロジェクトが生まれており、そのうち130のプロジェクトが公式プロジェクトとして認定されている。【ドイツ連邦環境省】