一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ議会 エネルギー法案を可決
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2005.08.17 【情報源】アメリカ/2005.07.29 発表
アメリカ議会がエネルギー法案を可決したことを受け(下院7月28日、上院29日に可決)、ブッシュ大統領はこれを歓迎するコメントを発表した。エネルギー法案は、エネルギー効率化を進め、代替エネルギーや再生可能エネルギーの利用を拡大し、国内のエネルギー生産量を増やし、さらにエネルギー関係のインフラの近代化を支援するもの。様々な製品に関するエネルギー効率化基準の設定、ハイブリッド車や燃料電池車への税制優遇措置、再生可能燃料に関する目標(エタノール、バイオディーゼルの利用量を2012年までに年間75億ガロンとする)、原子力発電所の新設やクリーン石炭技術に対する補助などが盛り込まれている。
ブッシュ大統領の最初の任期中、議会はエネルギー法案の通過を2度、阻止したことがあり、今回、始めて通過することとなった。同大統領は、エネルギー法案は、エネルギーの未来を確かなものとし、外国産エネルギーへの依存度を減らすのに役立つものだと強調した。【ホワイトハウス】