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環境ニュース[海外]

EPA 遺伝子組換作物に関する影響評価の改訂版を公表

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.07.26 【情報源】アメリカ/2001.07.17 発表

<EPA 遺伝子組換作物に関する影響評価の改訂版を公表>
EPA 2001年7月17日

 Btコーン(訳注1)、綿、ジャガイモなど、防虫作用を組み込んだ遺伝子組換作物のリスクおよび利益に関する影響評価の改訂版がパブリック・コメントのために公表された。EPAは、この影響評価に基づいて、これらの作物に関する規制の期間および条件を変更する必要があるか意見を募集している。
 この報告書は、これらの作物が人間の健康、オオカバマダラ(訳注2)のような害虫以外の種、そして、環境に与える潜在的なリスクおよび利益を分析している。
 現在の暫定的な遺伝子組換作物の登録は、9月30日に失効する予定だが、今日発表された影響評価案は、今後、EPAがどのように遺伝子組換作物の登録を進めていくかについて直接、影響を及ぼす。影響評価の改訂版と、登録の失効に関してEPAが考えている規制策の双方について、7月17日から45日間のコメント期間が設けられている。

(訳注1) Bacillus thuringiensis(チューリングエンシス桿菌)の略。害虫防除のために遺伝子組換作物に活用される。
(訳注2)マダラチョウ科の大形チョウ。北米からメキシコにかけての長距離の渡りで有名。
【EPA】

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