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環境ニュース[海外]

簡素化されたデポジット制度が始まる

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2005.06.13 【情報源】ドイツ/2005.05.25 発表

 第3次容器包装廃棄物令が、5月28日に施行される。これは、現状では複雑な仕組みとなっているデポジット制度を簡素化するものである。改正案により、ワンウェイ容器に対するデポジット制度は、次のようになる。
●0.1〜3リットルのワンウィイ容器(ビン、カン)に入ったビール、ミネラルウォーター、炭酸入り清涼飲料水は、デポジット対象となる。これは、ワンウィイ容器の市場占有率に関係しない。また、デポジット料金は、統一的に25セント(約34円)となる。
●2006年5月1日以降、炭酸なしの清涼飲料水とアルコポップもデポジット制度の対象となる。
●ジュース、牛乳、ワインそして環境に配慮した容器に入った飲料は、デポジット制度の対象外である。
●現在、消費者は、同種の飲料を販売している店舗でしかデポジット金の返却を求めることができないが、2006年5月1日以降は、デポジット制度の対象となっている飲料を販売している全ての店舗で、デポジット金の返却を求めることができる。
 また、ドイツ連邦内閣は、第4次容器包装廃棄物令を承認した。これは、EUの包装廃棄物指令(2004/12/EC)を国内法に転換するためのものである。この指令では、2008年末までに、容器包装廃棄物を、少なくとも60%再生し(熱回収も含む)、リサイクル率を55%から80%にすることが定められている。同指令は、2005年8月18日までに国内法に転換しなければならない。【ドイツ連邦環境省】

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