一般財団法人環境イノベーション情報機構
今年上半期の風力発電所の建設
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2001.07.23 【情報源】ドイツ/2001.07.12 発表
今年上半期の、ドイツにおける風力発電所の増設は、800メガワットを超えるものとなった。これによって、ドイツの風力発電は、全体としておよそ7000メガワットの出力を有することになり、依然として世界で第一位の地位を占めている。今年の増設分は、昨年上半期の増設量(530メガワット)を50%超えるものとなっている。ドイツ連邦のトリッティン環境大臣は、風力発電の増大は、ドイツが、エネルギー転換および、国際交渉が難局に陥っている気候変動対策に、真摯に取り組んでいることを示している、と語った。
ドイツの風力発電量は、ヨーロッパ全体の半分、全世界の3分の1の量を占めている。また、国内発電総量の2.5%を占めている。ドイツは、2010年までに再生可能エネルギーを倍増させることを目的としており、この目的の達成には、海上における風力発電施設の建設が不可欠であるとされている。【ドイツ連邦環境省】