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環境ニュース[海外]

粒子状物質の排出量に応じたディーゼル車ラベリング制度を整備へ

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.05.17 【情報源】ドイツ/2005.04.25 発表

 ドイツ連邦環境省は、4月25日、ディーゼル車の粒子状物質排出への対応度に応じたラベルの車両への添付を定める法令の整備に向け、骨子を発表した。
 この法令の対象は、ディーゼルエンジンを使用するトラック、乗用車、軽商用自動車であり、これらの車両は、粒子状物質の排出量によって以下のグループに分類される。
●最も排出量の多いグループ:ラベルは無し。粒子状物質排出量に制限が設けられた道路などでの走行は禁じられる。
●2番目に排出量の多いグループ:黄色のラベル。現時点での粒子状物質排出基準に対応している車両。
●最も排出量の少ないグループ:緑色のラベル。将来、導入が予定されている粒子状物質排出基準にも対応している車両。
●オットーエンジンを搭載し、適切な触媒装置を搭載しているディーゼル車:青色のラベル
●オットーエンジンを搭載し、適切な触媒装置を搭載していないディーゼル車:黒色のラベル
 この法令の成立には、所轄官庁間の調整と連邦内閣及び連邦参議院の承認を必要とする。【ドイツ連邦環境省】

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