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環境ニュース[海外]

EPA ガソリン価格低減のためのエタノール混入を正式承認

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.07.17 【情報源】アメリカ/2001.07.06 発表

 7月5日、EPAのホイットマン長官は、エタノールをガソリンに混入するコストを削減するための最終規則に署名した。これは、EPAの3月15日決定を正式化するもの。
 この規則により、石油精製者は、シカゴ及びミルウォーキー地域において、清浄燃焼ガソリンに、エタノールを容易に混入できるようになる。
 再生ガソリンにエタノールやMTBEを添加すると、揮発性有機化合物(the volatile organic compounds;VOC)の発生が増加する。今回、VOC基準を緩和することにより、石油精製業者は柔軟な対応が可能となり、ガソリンにエタノールを混入するためのコストを削減することができるようになった。これは、ガソリンの供給拡大にも資する。
 なお、今回の措置は、シカゴ及びミルウォーキーに特定されている。これは、アメリカ中で、再生ガソリンにもっぱらエタノールを使っているのが、当該地域だけであるため。【EPA】

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