一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 鉛の排出について知る権利を拡大
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2001.01.11 発表
EPAは、鉛の排出について、市民の知る権利を拡大するため、新たな規則を公表した。現在、「有害物質排出インベントリー(the Toxics Release Inventory:TRI)」に基づき、鉛を年間25,000ポンド(約1万1300kg)以上製造・加工する施設及び年間10,000ポンド(約4540kg)以上使用する施設は、大気、水、土壌中への鉛(鉛含有物も)の排出量を報告することとされている。今回の規則は、対象施設の要件を引き下げ、年間100ポンド(45.4kg)以上の鉛(鉛含有物も)を排出する施設に報告を求めるもの。
新たな規則は、2001年の排出分から適用され、報告は2002年に提出されることとなる。【EPA】