一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 難分解性・生体蓄積性・有害化学物質のスクリーニング・ツールを改善
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.10.04 【情報源】アメリカ/2002.09.25 発表
9月25日、EPAは、オンラインの化学物質スクリーニング・ツール「PBTプロファイラー(PBT Profiler)」を公表した。これは、EPAとアメリカ化学工業協会(the American Chemistry Council)などが共同で開発した。このプロファイラーは、PBT(長期間環境中に残留し、人体および動物の体内に蓄積される有害物質:Persistent, Bioaccumulative and Toxic chemicals)をスクリーニングするもの。この新しいツールにより、企業は、従来の方法よりも早くPBT化学物質をスクリーニングすることができる。120以上の化学工業会社および他の団体がこのPBTプロファイラーの試行プログラムに参加した。1999年以降、EPAは、他の有毒物質排出インベントリー(TRI)化学物質よりも報告閾値を下げて、一定のPBT化学物質について、TRIに基づいて報告するよう求めている。【EPA】