一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA ボストン市で、子供の鉛曝露を削減するプロジェクトを開始
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.10.05 発表
EPAの副長官Michael McCabe氏は、連邦住宅都市開発省のニュー・イングランド局長Mary Lou Crane氏、ボストン市長Thomas Menino氏らと、EPAのプロジェクトXLの一環として、リード・セーフ・ボストン協定(an agreement for Lead Safe Boston)に署名した。このプログラムは、ボストン市の周辺開発局(Department of Neighborhood Development)が担当しているもので、幼い子供達の鉛への曝露のリスクを削減するためのモデル事業である。
通常、住居から除去した鉛含有塗料残骸は、処分コストの高い有害廃棄物として扱われなければならない。しかし、今回のプロジェクトでは、鉛含有塗料残骸の処理コストを下げ、処理を迅速化するため、有害廃棄物除去規則(the Hazardous Waste Exclusion Rule)を弾力的に運用し、ボストン市の一般廃棄物処分場を利用して処理することを認めた。
ボストン市には、鉛含有塗料を使用した家が153,000件あり、そのうち、69,500件近くに幼い子供のいる家族が暮らしていると推定されている。
プロジェクトXLは、環境保全のためにより費用効果的で、革新的な方法をテストするEPAのモデル事業で、環境面で努力する事業者等に対して規制緩和等を認める。【EPA】