一般財団法人環境イノベーション情報機構
有害廃棄物、有害化学物質関連条約の締約国会議を合同で開催
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2010.02.25 【情報源】国連/2010.02.16 発表
有害廃棄物や有害化学物質に関する3つの国際条約(有害廃棄物の越境移動に関するバーゼル条約、有害化学物質等の輸出入の事前同意手続きに関するロッテルダム条約、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約)の締約国会議が、2月22〜24日まで、インドネシアのバリにおいて、合同で開催される。3条約の締約国会議が一緒に開催されるのは初めてで、条約間の連携を強めるとともに、地域レベル・国レベルで化学物質の管理や廃棄物の処理にリソースを上手く振り分けていくことを目的としている。また、会議最終日の2月24日には、化学物質や廃棄物の適切な管理を呼びかける、国連の「セーフ・プラネット」キャンペーンが開始される。このキャンペーンは、著名人や専門家を招き、化学物質や廃棄物の管理に関する問題について、市民の意識を高めようというもの。24日には、最初のサポーター・リストが公表され、アメリカの映画俳優エド・べグリー・ジュニア氏、ノルウェーのオリンピック金メダリスト リサ・ハッテスタッド氏、ロシアの科学者オルガ・スペランスカヤ氏などが名を連ねる予定。【UNEP】