UNEP　東欧の鉱山の環境リスク削減に向けた行動計画に合意

　5月12-14日にかけて、ルーマニアで、南東欧及びティサ川流域における鉱山の環境リスク削減に関する会議が開催された。
　同会議には、東欧12カ国の閣僚、官僚が出席し、最終日には、鉱山の環境リスクの削減を目指す歴史的な戦略が採択された。この戦略は、汚染源となりそうなサイトの詳細なアセスメントにつながるもので、また、老朽化した鉱山や精錬施設の浄化に必要な財政的・技術的・行政的支援につながることが期待されている。計画には、新規に鉱山を経営する際の環境・健康基準の強化、鉱山の段階的な閉鎖に関する計画の策定なども盛り込まれている。【ＵＮＥＰ】