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環境ニュース[海外]

外来種の侵入防止に園芸用実践ルールを策定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.03.11 【情報源】イギリス/2005.03.03 発表

 イギリスのブラッドショー自然保全大臣は、3月3日に開催された「第2回外来種フォーラム」において、「園芸用実践ルール」を発表した。
 園芸用実践ルールは、在来種を守り、外来種の侵入を防止するための自主的な規則で、景観設計者、植物輸入業者、ガーデンセンター関係者、一般園芸家など、植物を利用する人々を対象としている。外来種のすべてが侵入種というわけではないが、侵入種は在来種絶滅の主な原因の一つであり、このルールにより、イギリス固有の自然を侵入種から保護することを目指す。
 このルールは、外来種政策の見直しに関する作業部会の勧告(2003年3月)を踏まえて作成されたもので、イースター休みの園芸シーズンに先駆けて発表された。同大臣は、今後、このルールを犯罪検挙などで証拠として利用できるようにする法案を導入するつもりだという。
 なお、今回のルールは園芸植物を対象としているが、これから徐々に、鳥や動物などについても、同じようなルールを作成していく予定である。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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