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環境ニュース[海外]

容器包装リサイクル制度強化についての世論動向

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.07.05 【情報源】ドイツ/2001.06.21 発表

 ドイツ連邦環境省によって提案されている缶・ワンウェイ容器へのデポジット制度についての市民の賛否を、同省の委託を受けたForsa-Instituteが6月15日から18日にかけて調査した。導入に賛成する者としては、女性、緑の党・社会民主党(SPD)・民主社会党(PDS)の支持者が多かった。しかし、キリスト教民主同盟(CDU)・キリスト教社会同盟(CSU)の支持者でさえ、その68%が連邦環境省によるデポジット制度導入を支持している。そして同じく65%が消費者にデポジットを課すことに賛成している。
 缶・ワンウェイ容器の消費状況としては、頻繁にそれらを買うと答えた者が3%、しばしば買うと答えた者が12%、ときどきは買うとした者が22%、めったに買わないと答えた者が39%、全く買わないと答えた者が24%であった。男性の方が女性よりもそれらを消費すること、若年層がよりそれらを消費することもわかった。
 また、市民の61%が、デポジット導入により、路上、広場等がきれいになると信じており、36%がそのような効果はないであろうと答えている。デポジット制度の実効性については、旧東ドイツ地域の人々(64%)の方が、旧西ドイツ地域の人々(60%)よりも評価している。【ドイツ連邦環境省】

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