一般財団法人環境イノベーション情報機構
リサイクル週間キャンペーンをスタート
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.11.04 【情報源】イギリス/2004.10.18 発表
イギリスのモーレイ環境大臣は、10月18日にスタートしたリサイクル週間のキャンペーンを応援し、国民にリサイクル意識を行動へ移すよう訴えた。「ビッグリサイクル」と題されたキャンペーンは、ガラスや紙などのリサイクル団体と「廃棄物・資源アクションプログラム(WRAP)」が連携して行われている。このキャンペーンのための調査結果によれば、9割の人が空カンがリサイクルできるのを知ってはいるが,実行したことがある人は50%にとどまっている。モーレイ大臣は、「私達は、何がリサイクルできるのか、どのようにリサイクルできるのか分かっている。今度は、リサイクル意識を行動に移す時だ」と訴えた。
なお、調査によれば、新聞紙とガラスビンのリサイクルを行っている人は多く、新聞紙は76%、ガラスビンは70%の人がリサイクルしていると答えた。一方で、プラスチックの牛乳容器がリサイクルできることを知っていた人は72%にとどまり、実際にリサイクルしている人は4割程度しかいない。また、年代別では、15−24歳の若者のグループがリサイクルには一番消極的な層であった。【イギリス環境・食糧・地方事業省】