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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境大臣、省エネをアピール―環境の日を迎えて

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2001.06.14 【情報源】ドイツ/2001.06.05 発表

 ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、6月5日、環境の日を迎えるにあたって、消費者に気候変動防止のために、一般家庭において省エネをするよう呼びかけた。生活の快適さを損なわずに省エネをする方法については、カールシュタット百貨店、ドイツ連邦環境庁、BUNDの共同プログラムが情報提供している。
 ドイツのエネルギー消費の4分の1以上を一般家庭が占めている。それは、産業界に次ぐ割合である。環境大臣は、産業界は1990年比で気候変動ガスであるCO2を31%削減しているが、家庭からの排出は6%増えており、何らかの緊急の対応が必要である。私たちは、生活の快適さを損なわずに如何にしてエネルギー消費を節約するか、消費者に情報提供しなければならない、と述べた。
 家庭でのエネルギー消費に関していうと、暖房のほか、電力消費が気候変動に大きく寄与している。電気機器利用は、最終エネルギー消費の10%を占めるにすぎないが、これは、家庭における気候変動ガス排出要因としてみると25%以上の寄与をしていることになる。その理由は、発電されたエネルギーのうち、およそ3分の2が消費までの間に無駄に失われているためである。環境大臣は、既に所有している電気機器の賢明な利用、新しい機器の購入の際に、省エネ商品を選ぶことを訴えた。【ドイツ連邦環境省】

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