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環境ニュース[海外]

デポジット制度改正案の審議は秋以降に

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.07.27 【情報源】ドイツ/2004.07.09 発表

 長い間、議論されてきた、デポジット制度改善のための改正容器包装廃棄物令は、連邦参議院で7月7日に可決される予定だったが、野党CDUが政権を握るバイエルン州で、新たに独自案が提出されたことにより、結論は夏の休暇後に延期となった。
 バイエルン州の提案は、デポジット料金を25セント(32.5円)に統一し、デポジット課金の対象をワンウェイ容器に入っているビール、カクテル、ミネラルウォーター、レモネードとする一方、ジュース、ワイン、牛乳および紙パック容器入り飲料については、永久にデポジット課金の対象外とするというもの。バイエルン州は、ジュースやワイン等のリターナブル率が低下しているため、現行法に基づき、半年後には、これらの飲料にもデポジットが課される見込みがあるとしている。そこで、この提案により、これらの飲料に、デポジットが課されないようにすることを目指している。
 トリッティン連邦環境大臣は、バイエルン州の提案は、飲料業界のデポット制度に向けた設備投資をさらに遅らせるとして、これを「不条理なもの」と批判している。【ドイツ連邦環境省】

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