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環境ニュース[海外]

UNEP 主要作物の近縁野生種を保全する事業を開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.07.15 【情報源】国連/2004.06.28 発表

 作物にとって近緑野生種は、新種開発のために不可欠である。そして、その経済的価値も計り知れない。UNEPと国際植物遺伝資源研究所(IPGRI)などは、主要穀物の近縁野生種を保護するため、新たに、「管理の強化及び現場での応用を通した、作物の近緑野生種の保護プロジェクト」を開始した。同プロジェクトは、生物多様性の豊かな5カ国(アルメニア、ボリビア、マダガスカル、スリランカ及びウズベキスタン)において、世界にとって経済的にも栄養価的にも重要な作物の近緑野生種の保護と利用を推し進めていくことを目的としている。
 このプロジェクトでは、5カ国で見つけられる主要作物の近緑野生種のデータを集積し、科学者やブリーダーの交流ネットワークを構築する予定である。【UNEP】

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