一般財団法人環境イノベーション情報機構
政府各省庁でのリサイクル対策を強化
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.07.13 【情報源】イギリス/2004.06.24 発表
イギリスのベケット環境大臣は、6月24日、政府省庁における廃棄物のリユース・リサイクルに向けた取組みを発表した。廃棄物処理の方法を埋立てからリサイクルへ早く移行させるため、「政府が率先して例を示す時である」と大臣は強調。今後、各省庁のオフィスで利用される機械器材、紙やボール紙、トナー・カートリッジ、複写機やプリンター、プラスチック、缶などは、より持続可能な方法で購入・処分されることとなる。今回示された目標は、「2002年政府財産における持続可能な開発フレームワーク」の一環となるもの。ベケット環境大臣は、「全ての政府省庁は、リサイクル・コンポスト化率75%を目指し、リサイクル・コンポストの量を毎年、少なくとも5%ずつ引き上げていくことが求められる」としている。各省庁は、2004年10月までに持続可能な廃棄物処理戦略を策定・公表し、廃棄物の排出状況等を毎年、報告しなければならない。【イギリス環境・食糧・地方事業省】