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環境ニュース[海外]

「renewables2004」中東地域準備会合が開催される

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2004.05.12 【情報源】ドイツ/2004.04.22 発表

 4月21日、再生可能エネルギー世界会議「renewables2004」の中東地域会合がイエメンで開催された。会議には、国連機関と約20カ国からの政府代表者、経済界代表者、学者、NGOなどが参加した。会議の終了時には、中東地域には、再生可能エネルギー利用のための大きな可能性があり、さらにこれらの可能性を実現するため、ヨーロッパの国々とのパートナーシップが重要であることが確認された。ドイツのトリッティン環境大臣は、「貧困を克服するために、水やエネルギーの供給は必要不可欠である。再生可能エネルギーは、途上国に、新たな発展の可能性をもたらす。中東諸国は、太陽や風力をエネルギー利用するために、ヨーロッパ諸国から資金やノウハウを得る必要がある」と述べた。
 中東地域では、特に太陽エネルギーの利用に大きな可能性がある。例えば、太陽熱収集器により、大量の熱を生産し、同時に、余熱により、海水を脱塩し、飲料水に利用することもできる。これによって、飲料水の供給問題を解決することができる。
 ドイツ連邦環境省は、2002年から、途上国に太陽熱収集施設を設置するプロジェクトを開始している。目標は、10年以内に5000メガワット分を、これらの国々で導入することである。このプロジェクトは、目下、北アフリカの国々で進められている。【ドイツ連邦環境省】

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