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環境ニュース[海外]

欧州委員会 2008年からの自動車リサイクルに関する新規定を採択

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.04.09 【情報源】EU/2004.03.22 発表

 欧州委員会は、新規の自動車における構成部品及び材料のリサイクル及びリカバリーの最低基準を規定する新しい条項を採択した。これらの措置の目的は、廃車リサイクル及びリカバリーに関する2015年の目標を達成することを考慮して、構成部品のリユースリサイクル及びリカバリーを促進することにある。これは、新指令が採択されてから3年後に市場に流通される新規自動車に適用される。
 2000年9月には、欧州議会及び欧州閣僚理事会で廃車指令(2000/53/EC)が採択されている。この指令は、部品や材料の埋め立てを少なくし、リユースリサイクル、リカバリーを増やすための目標を掲げている。2006年以降には最低でもリユース及びリサイクルで80%、リユース及びリカバリーで85%を達成することになっている。2015年以降には、目標が、それぞれ85%及び95%に引き上げられる。かかる目標は自動車業界の貢献なしに達成できるものではなく、自動車に相当な割合でリサイクル可能な原材料を用い、設計段階から廃車及びリサイクルのことを考慮して自動車を作り出す必要がある。【欧州委員会環境総局】

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