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環境ニュース[海外]

気候変動に関する科学的知識の向上を目指す戦略を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.08.12 【情報源】アメリカ/2003.07.24 発表

 EPAを含む13の連邦省庁等で構成される「気候変動科学プログラム(Climate Change Science Program)」は、気候変動に関する科学的知見の充実を目指す新たな計画を公表した。この計画では、気候の変化・変動やこれに関連する人間・環境システムに関する知識の拡大、及びこうした知識の活用の促進に関する戦略が示されている。
 計画では、主要な問題と不確実性に対応するため、次の5つの科学的な目標が掲げられ、概要が記されている。
・地球の過去および現在の気候と環境についての知識の拡大。観測された変化の原因に関する理解の向上。
・地球の気候システムおよび関連するシステムに変化を引き起こした力についての理解の向上。
・気候システム、環境システムの将来の変化に関する予測について、不確実性を削減。
気候変動および関連する地球の変化に対する、自然システムや人為システムの感受性・適応性の理解。
・気候の変化・変動に関するリスクとチャンスを管理するための知識の利用の拡大。かかる知識の発展の限界を見極める。
 EPAでこの計画の推進に当たるポール・ギルマン博士は、各省庁等のパートナーシップにより「地球環境保護政策の基盤として活用できる、科学に根ざした質の高い知識が生み出されるだろう」と期待を述べた。【EPA】

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