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環境ニュース[海外]

遺伝子組換体の越境移動に関する規則を採択 カルタヘナ議定書も発効へ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2003.06.30 【情報源】EU/2003.06.13 発表

 EU環境閣僚理事会は、6月13日、遺伝子組換体の越境移動に関する規則を正式に採択した。この合意は、EU内で、バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書を実施するための重要なステップとなる。規則には、環境中への意図的な放出を目的とする遺伝子組換体の輸出について通知し、同意を受ける義務、EUの遺伝子組換体に関する法令等について公衆及び国際的な関係者に情報提供する義務、食品・飼料・加工用の遺伝子組換体の輸出に関する規制、輸出用の遺伝子組換体を特定するための条項などが盛り込まれている。
 なお、UNEPは、同日、ペルーがカルタヘナ議定書の50番目の批准国となったことを発表。発効に必要な50カ国の批准が集まり、議定書は90日後に発効する。同議定書の第1回目の締約国会議は、2004年の第1四半期にマレーシアのクアラルンプールで開催される予定。【欧州委員会環境総局、UNEP】

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