一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA ぜん息悪化の原因となる粒子状物質中の金属を特定
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.06.16 【情報源】アメリカ/2003.05.29 発表
EPAの科学者は、ぜん息の程度に影響を及ぼす可能性のある、大気汚染物質中の金属類を特定した。粒子状物質(PM2.5)は、ぜん息を悪化させるものとして知られているが、粒子状物質を構成する物質のうち、どれがこうした効果を有するのか特定することが重要な課題となっている。今回の研究は、ドイツ環境・健康研究センターの研究者と協力して行われたもので、ぜん息を悪化させるおそれのある金属類の役割について、初めて動物と人間のデータをリンクさせた。
研究の詳細な内容については「環境健康展望誌(the Environmental Health Perspectives journal)」(関連情報参照)で入手できる。【EPA】