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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境大臣 10月1日までにデポジット返却システムを構築するよう飲料業界に催促

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.05.23 【情報源】ドイツ/2003.05.13 発表

 ドイツ連邦のトリッティン環境大臣は、飲料業界のデポジット制度運用グループ代表者であり、ドイツ食品産業連盟会長でもあるトラウマン博士に宛てた書簡の中で、ドイツ全土共通のデポジット返却システムを、業界が約束した10月1日までに完成させるよう催促した。
 デポジット金は、2003年1月1日以降、ミネラルウォーター、ビール、炭酸飲料用のワンウェイ容器に対して課せられている。しかしながら、現在まで、ドイツ全土で統一されたシステムは構築されておらず、消費者は、飲料を購入した店舗でのみ、デポジット金の返却を受けることが出来る。飲料業界は、10月1日までに、ドイツ全土で統一したデポジット金返却システムを構築することを約束している。
 また、デポジット制度運用グループが、国内のデポジット金返却システムの運営権を、BFSファイナンス株式会社に与えることを決定したことについて、トリッティン氏は「統一されたデポジット返却システム構築のための進歩」として、歓迎している。【ドイツ連邦環境省】

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