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環境ニュース[海外]

カナダ環境大臣 京都議定書問題でアメリカを批判

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.16 【情報源】カナダ/2001.04.04 発表

 アンダーソン環境大臣は4月4日、欧州環境委員のマーゴット・ヴァルストローム氏と会談し、アメリカの京都議定書離脱問題等を協議した。
 この中で同大臣は、アメリカの決定に関しては「失望した」として、最大の排出国アメリカを強く批判。あくまで、カナダ政府は、京都議定書の実施を目指すという固い決意を繰り返して強調した。カナダは、京都議定書を尊重し、1997年に京都で約束した温室効果ガスの削減目標を目指すと述べた。
 また、EU側に、4月3日に、カナダと、オーストラリア、日本、ニュージーランド、ノルウェー及びアメリカの閣僚らと議論した内容を報告。アメリカが閣僚レベルで気候変動政策の見直しを行っていると繰り返したのに対し、カナダは、一刻も早く見直し作業を完了し、国際交渉を進めて欲しいと述べたことを明らかにした。また、カナダと他の国々は、議論のベースをあくまで京都議定書に置いていること、この非常事態にどのように取り組んだらよいか新しいアイデア、提案を待っていることもアメリカ側に伝えたという。【カナダ連邦環境省】

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