一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連環境計画、2025年の世界環境デーはプラスチック汚染根絶をテーマに韓国で開催と発表
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2023.10.11 【情報源】国連/2023.09.21 発表
国連環境計画(UNEP)と韓国政府は、2025年の世界環境デーはプラスチック汚染対策をテーマとして韓国で開催されると発表した。地球からプラスチック汚染を一掃することは、気候行動、持続可能な生産と消費、海洋の保全、生態系回復と生物多様性維持といった持続可能な開発目標の達成に大きく貢献するが、世界では年間4億3,000万トン超のプラスチックが生産され、その3分の2は短寿命製品であり、ごみとなって海に流れ込み、人間の食物連鎖の中にも入り込む。
国連環境総会の決議5/14が求めるプラスチック汚染に関する法的拘束力のある文書の作成に向け、2024年には韓国が第5回政府間交渉委員会を開催して国際的なプラスチック汚染対策の協定の策定をめざす。
世界環境デーは1973年以来50年にわたり毎年6月5日に開催され、環境問題に関する世界最大規模の意識啓発と行動奨励の場となっている。2023年にはコートジボワールが開催し、2024年はサウジアラビアでの開催が決定している。
【国連環境計画】