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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、使い捨てレジ袋が有料化後98%以上減少と報告

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2023.08.17 【情報源】イギリス/2023.07.31 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、2015年に使い捨てレジ袋の有料化を導入後、小売大手(アズダ、マークス&スペンサー、モリソンズ等)でのレジ袋使用が98%以上減少したと報告した。
小売大手の2022/23年期のレジ袋販売数は、前年期比33%減で1億3,300万枚となり、2014年の使用数76億枚から大幅に減少。現在、イングランドで小売大手から購入するレジ袋は1人当たり年間わずか2枚(有料化前は約140枚)となった。
2021年にレジ袋代金を5ペンスから10ペンスに引き上げ、有料化を全ての小売業者に拡大。小売業者は有料化以降、収益から2億600万ポンド以上を教育や芸術、遺産、スポーツ、環境等の部門に自主的に寄付しているという。
政府はプラスチック廃棄物対策を積極的に進めており、2022年4月に再生プラスチック含有率の低い包装材への課税を導入。2023年10月には使い捨てプラスチック製品の禁止品目を拡大。さらに飲料容器のデポジット制や全家庭・企業のリサイクル回収も実施する予定である。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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