チェコとの協力体制を強化

　3月6日、ドイツ連邦環境省のProbst事務次官とチェコのNovotny環境大臣は、プラハで会談し、大気保全と温暖化対策に向け、両国間で集中的に協力していくことに同意した。チェコ側からは、ドイツの再生エネルギー法の導入及びエコロジー税制改革の経験を伝えて欲しいという要望があった。また、温室効果ガス削減プロジェクトも共同で実施する。さらに、両国にまたがるエルベ山地で、チェコ側の化学工場からの悪臭等に対する大気保全対策も重要なプロジェクトとなる。
　ドイツは、チェコの環境法をEUレベルに移行するための支援を行っており、目下、ドイツから70名の専門家が、チェコの環境省に派遣されている。【ドイツ連邦環境省】