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環境ニュース[海外]

韓国、リサイクル関連法令の一部改正を発表、使い捨てカップのデポジット制度導入へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.02.14 【情報源】韓国/2022.01.26 発表

 韓国環境部は、「資源の節約とリサイクル促進に関する法律」などリサイクル関連の法令の一部を改正すると発表した。
 まず、2022年6月10日から、カフェやレストランで使用される紙・プラスチック製の使い捨てカップのデポジット(保証金)制度を導入する。対象となるのは国内の店舗数が100店以上の事業者で、カフェ、菓子店、ベーカリー、ファストフード店など約3万8000店で実施する。これらの対象店舗では使い捨てカップが年間23億個使用されているという。保証金は一個あたり300ウォン(約30円)とし、消費者が飲み物の購入時に支払い、使用後にカップを店舗に返却すると現金または銀行振り込みで返金される。拾ったカップを持ち込んだ場合も返金を受けられる。
 そのほか、スーパーマーケットを対象とするポリ塩化ビニール製ラップの使用禁止(2024年以降)、飲食店を対象とするプラスチック含有の使い捨てウェットティッシュの使用禁止(「資源の節約とリサイクル促進に関する法律」の改正・公布から1年後に施行)等が予定されている。
【韓国環境部】

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