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環境ニュース[海外]

EPA報告書案、アメリカの温室効果ガスの排出増加を示す

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2001.01.11 発表

 1月9日、EPAは、報告書案「アメリカの温室効果ガスの排出および吸収源インベントリー案:1990年−1999年」("Draft Inventory of U.S. Greenhouse Gas Emissions and Sinks: 1990 - 1999")を公表し、パブリック・コメントの募集を始めた。同報告書案によれば、アメリカの温室効果ガス(GHG)の排出は、1998年から1999年にかけて0.9%上 昇。6つの主要GHG(CO2、メタン亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン、パラフルオロカーボン、六フッ化硫黄)の排出総量は、66億8900万トンから67億4800万トン(CO2換算)に増加している。
 発電所および工場における化石燃料燃焼から生じたCO2は、GHG全体の最大の発生源で、1999年排出総量の80%にのぼる。1990年から1999年のGHG排出の増大の88%は、化石燃料の燃焼によるものである。運輸部門については、1990年から1999年の間、乗用車、トラックおよびバスからのGHGの排出は21%増加した(その一方で、走行マイル数自体は13%の伸び)
 気候変動枠組み条約の下、アメリカおよび他の先進国は、温室効果ガス排出報告書を年1度条約事務局に提出することに同意している。
 本報告書の公表から40日間、パブリック・コメントを募集する。【EPA】

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