一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 公共空間に破棄される使い捨て製品の処理費用の調査結果を報告
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2020.09.04 【情報源】ドイツ/2020.08.20 発表
ドイツ公社協会(VKU、地方自治体系企業の連盟)は、公共空間に破棄されるファーストフード容器、飲料容器、軽量プラスチック袋などの使い捨て製品の清掃と処理に掛かる費用に関する研究結果を連邦環境省(BMU)に提出した。これによると、自治体負担となっているこれらの清掃・処理費用は年間約7億ユーロとなり、特にたばこの吸い殻だけでも約2億2500万ユーロ、プラスチックのテイクアウト用カップに1億2000万ユーロの清掃・処理の費用がかかっているという。欧州委員会は、ワンウェイのプラスチック製品を提供している製造業者に、これらの廃棄物の処理に必要な費用の負担を求めている。【ドイツ連邦環境省】