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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省政務次官 「オートバイはクリーンかつ経済的に」

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.10 【情報源】ドイツ/2001.02.28 発表

 2月28日、オートバイの見本市「オートバイ2001」が、開幕した。開幕式に臨席した連邦環境省政務次官は、オートバイからの排気ガスの限界値をマイカー並みに引き下げるよう提案する欧州議会の姿勢を、ドイツ政府が支持することを力強く表明した。
 「オートバイからの有害物質の排出量を削減する技術は、すでに開発されており、今や技術を搭載すればよい段階にある。よりクリーンで、経済的で、騒音の少ないオートバイを、市場に提供するすることが業界に求められている」
 政務次官によれば、業界を誘導するためには、排気ガスの限界値を厳しくすることに加えて、原動機付自動二輪車に対する環境検査(Umweltuntersuchung)を導入する必要があり、そのための法律を制定しなければならないという。
 現在、ドイツ国内では、これらの点につき、議論が進められている。連邦政府は、1999年に、業界代表やオートバイ愛好者代表と協力してオートバイからの環境負荷を抑制するためのポイントをまとめた報告書「オートバイと環境」を刊行した。昨年は、政務次官のイニシアティブにより、オートバイと環境に関するシンポジウムも開かれている。今回の見本市では、昨年のシンポジウムに引き続き、オートバイと環境に関する議論がなされることになっている。【ドイツ連邦環境省】

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