一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 廃電子電気機器法違反行為時の罰金に合意
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2017.03.02 【情報源】ドイツ/2017.02.10 発表
ドイツ連邦環境省は、ドイツ連邦参議院が廃電子電気機器法における改正点に合意したことを公表した。これにより、小売店には、規定に従わなかった場合に、2017年6月1日以降、違反行為の内容により10万ユーロまでの罰金が科せられることになり、消費者からの使用済み電気・電子機器の回収を妨げる小売店に対し、州政府の所轄機関がより効率的に対処することを可能にする。実店舗とオンラインショップの両方が対象となる。ドイツでは、2015年10月24日に施行した廃電子電気機器法により、販売面積(オンライン店舗の場合は配送・倉庫面積)を400平方メートル以上持つ小売店に対し、一定の条件のもと、使用済み電気・電子機器の回収が義務付けられている。消費者が新しい機器を購入する場合に古い機器を無料で返却することが可能であるが、一辺が25センチ以内の小型機器については、新規購入がなくても、小売店には無料での引き取りが義務付けられている。【ドイツ連邦環境省】