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環境ニュース[海外]

ヨハネスブルグ・サミットへの期待

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.03 【情報源】EU/2002.08.26 発表

 EUは、ヨハネスブルグにおける2日間の事前交渉の結果から、世界サミットに関して、一層楽観的になったとするコメントを発表した。事前会合では、実施の草案の議論が開始され、重要な環境問題に関連する多くの問題についてコンセンサスを得ることができたという。
 EU議長国デンマークのStaur国務大臣は、「雰囲気はとても建設的だ。新しく準備された文書は、財政、グローバリゼーション、貿易分野の交渉の基礎として、7月のバリでの準備会合の時よりもずっと充実しており、EUは前向きにとらえている」と評価している。
 国連のアナン事務総長は、世界サミットは「水、エネルギー、健康、農業、生物多様性」の5分野で進展を見せる必要があるとしているが、EUはこの提案を支持する。EUは、著しい貧困状態にある人々を2015年までに半減させるという国連ミレニアム開発目標を支持し、特定の分野における多くの目標及び行動を提案している。
 EUはサミットが「ミレニアム開発目標」の実施に向けてさらに踏み込み、水、衛生およびエネルギーのような重要な分野での進展を期待している。さらに、EUは、グローバル化がすべての人々にとって、一層持続可能なものとなる必要性、及びこの目標に向かって進むことを目指した手段に合意する必要性について、サミットが明瞭な政治的メッセージを発するよう望んでいる。【欧州委員会環境総局】

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