ドイツ　未来都市に向けた研究プログラムを開始

地球環境】 【掲載日】2016.03.11 【情報源】ドイツ／2016.02.22 発表

　ドイツ連邦環境省は、連邦教育研究省と共同で、研究プログラム「イノベーション・プラットフォーム・未来都市」を実施することを公表した。これは、研究の結果、導き出された良いアイデアを都市の日常により迅速に取り入れることを目指す研究プログラムであり、教育研究省は1億5000万ユーロを拠出する。最初の公示は3月中に行われ、特に、気候変動、エネルギー供給、モビリティに関するプロジェクトが支援される。2015年に開催された「連邦教育経済省‐科学年−未来都市」以降、国内の51自治体が「持続可能な都市形成」コンテストの勝者として活動をしている。それぞれの自治体には、市民や学術、経済界のパートナーが参画している。研究プログラム「イノベーション・プラットフォーム・未来都市」は、連邦政府内部による横断的組織「国・国際的視点での持続可能な都市開発ワーキンググループ」の一部となり、国連による持続可能な発展目標を、都市開発の中で実現していくとしている。【ドイツ連邦環境省】