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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、沿岸地域社会のレジリエンス強化のため計450万ドル助成

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.02.17 【情報源】アメリカ/2016.02.12 発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、沿岸地域社会が、極端気象、気候災害、海洋状況の変化などの脅威に備えるための事業に計450万ドルの助成金を提供すると公表した。アメリカの沿岸部では、海面上昇の継続や高潮などによって、今後15年間で年間350億ドルの損害が発生するおそれがあると懸念されている。こうした中、2015年にNOAAの国立海洋局は、沿岸部の地域社会と経済のレジリエンスを高めることを目的に、「地域沿岸レジリエンス助成(Regional Coastal Resilience Grants)」プログラムの助成事業を募集した。その後、政府、学術界、民間部門の代表者など沿岸管理の専門家による審査を経て、計132件の応募から6件の事業が選出された。これらの事業は、沿岸リスクの評価と情報発信、協働的アプローチによるレジリエンス計画策定、科学に基づく意思決定のための情報提供などに取り組むという。なお、本助成プログラムからは、2016年後半にさらに450万ドル助成することが予定されている。【アメリカ海洋大気庁】

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