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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、テキサス州機関と協力し国境付近の廃棄タイヤを資源化

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2014.04.09 【情報源】アメリカ/2014.03.28 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、テキサス州の環境当局やリサイクル連合(STAR)と協力し、汚染源となっている廃棄タイヤを資源に変えるためのワークショップを開催した。
 アメリカとメキシコの国境地帯では、毎年、数百万個の古タイヤが廃棄・集積されて病害虫の発生源となっている。そのため、廃棄タイヤの管理方法の確立は両国国境地帯の環境プログラム「ボーダー2020」の重要な目標になっており、この下で、メキシコ側の都市シウダードファレスで集積古タイヤ600万個を移動させ、燃料に転換する事業などがすでに行われている。
 ワークショップには、アメリカとメキシコから、州の機関や市町村、タイヤ産業、公益事業者、議員の代表など、さまざまな関係者が集まった。ワークショップの目的は、こうした多様な視点を集めることで、廃棄タイヤの将来的な管理のあり方を考え、埋め立て廃棄ではなく素材としての市場を開拓することにある。主催者は、この場で話し合われたアイディアや実践例が、国境地帯全体で、ひいては廃棄タイヤ問題に悩む世界中の地域で活用されることを期待している。【アメリカ環境保護庁】

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